進捗状況

2012年9月3日

8/29 実大震動台実験 試験体5、6の施工状況

9/19に実大震動台実験を行う試験体5、6は、5月半ばにEディフェンスの一角に材料を運び込み、上棟、引き続き3ヶ月間にわたって、土壁塗り、瓦葺き等の工事を行いました。今では、計測機器も取り付けられ、後は震動台に載る日を待つのみです。

試験体が載る鉄骨架台と施工用の足場を北面から見る。試験体5と試験体6が南北に並んで立つ。白く四角く見えるのは、石場建ての柱が立つ礎石。実験に際しては、この鉄骨架台ごと、震動台の上に載せる。

 

試験体6。2階まで突き抜ける通し柱。大黒柱の足元まわりに、地長押をまわすための切り欠きが見えている。

 

試験体6の東から見る。梁、差鴨居、足固めと横架材がまわる。画面手前を横切るのが10番通りの右に見えるのが大黒柱。

 

地長押が交差する試験体6の北東隅。

 

試験体6の北面から見る地長押。雇いほぞ込み栓打。

 

試験体5の東面妻側。2階部分に垂木を架けている。

 

左手前が石場建てに地長押のまわる試験体6、右奥が石場建てのみの試験体5、瓦を葺く野地板を張り終えたところ。

 

割竹同士、割竹と貫を、藁縄で、縫うようにして結い付ける「えつり」の作業。

 

小舞竹の空隙は35~40ミリ程度。

 
荒壁の裏返し塗り。竹小舞の逆側からつけた荒壁の突起同士をつぶさないように塗込み、表裏一体となるようにする。

 
防水シートの上にいぶし瓦を桟葺きにする。ガイドライン工法に従い、すべての瓦を桟に釘打止め。

 

荒壁の乾きを待って、中塗りをする。この上に漆喰を塗って仕上げる。

 

随所に取り付けられた計測機器。ワイヤーは倒壊防止ワイヤー

 

加振時にどれくらい変形したかを計測する変位計。

完成。左手前が石場建てに地長押のまわる試験体6、右奥が石場建てのみの試験体5。