2009年7月15日

7/14 里山をめぐり 大激論!(名古屋)

名古屋の里山をめぐり、開発か保全かで、大激論が続いています

中日新聞 記事

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009071490170903.html

昨年このお話を伺ってから、現地へは、10回以上出向いて、友人たちと署名運動を続け

この里山の重要性を感じてますが、民間の所有地となっており

開発許可を阻害することは、難しいと思われました。

今年になり、市長が河村氏に代わり、行政の対応も変わってきました。

名古屋では、来年、生物多様性条約締結国会議(COP10)が開かれることとなっており

その意味からも、民間地とはいえ、貴重な動植物があり、地域の空気を浄化し、温暖化を抑制している

里山を失うことは、環境的に大きな損失となります。

人口が少子化するなかで、都市におけるこれ以上の開発は必要がないかと思います。

当NPO法人としては、緑を守る運動として、市民運動を支援をしていきたいと思います。

このような里山保全活動は、すでに全国でもいくつかな運動事例があります。

他の運動との連携を図りながら、行政への対応や、今後の里山保全後の里山環境教育などの活用方法についても検討していく必要があります。

すでに、淵の森保全連絡協議会の会長でもある 宮崎駿監督からも、直筆の応援メッセージもいただきました

平針の里山保全連絡協議会http://www.wa.commufa.jp/~hirabari/

(文責 理事長 大江 忍)

宮崎駿監督応援メッセージ

宮崎駿監督 平針里山保全の応援メッセージ

淵の森保全連絡協議会   http://www.fuchinomori.com/


2009年7月9日

7/18【 これ木連】勉強会「伝統構法を読み解く 階層的構造システム」のご案内

緑の列島ネットワークも、主催団体として名を連ねている『これからの木造住宅を考える連絡会』では、「伝統構法」に関し共通認識を持つことを目的に、2月から連続勉強会を開催しています。

 その第2回目として、7月18日に勉強会を開催することになりましたので、ご案内いたします。
皆さん、ふるってご参加ください。

『これ木連「伝統構法」を考える連続勉強会

 第4回 伝統構法を読み解く 階層的構造システム』【勉強会の内容】

 

 わが国の伝統的木造建築には、土台と足固め、通し柱と管柱など、二部材を一対として架構を作るルールが存在し、各一対の部材の間に適宜壁を挿入することによって、建物の振動性状を調節しています。このような伝統構法の架構原理を手本とすれば、新しい木造建築構造システムが可能となります。
 
 今を伝統構法再出発の時期と捉えたいと語る渡辺一正氏が、伝統的木構造の再評価すべき要素を読み解きます。

「地下構造の複雑さを考えると、地震入力の完全な予測は不可能である。いくら耐震性能を高めても、予想外の入力によって壊れることは多分にあり得る。重要度の低い部分での損傷は、許容せざるを得ない。その損傷がヒューズの役割を果たし、主要な部分の安全を確保することができればさらによい。伝統的木構造には、部材の壊れる順序用意、階層的構造システムを読み取ることができる。このような伝統構法を手本とすれば、新たな木構造システムを確立できるのではなかろうか」 

【日時】7月18日(土)13:30-16:30(開場13:00)

【会場】千代田区九段上集会室
    市ヶ谷駅徒歩15分 九段下駅徒歩13分  東京都千代田区九段南2-9-6

【講師】鳥取環境大学教授 渡辺一正氏

p00964

【参加費】2,000円

【定員】60名(申込順、定員になり次第締切)
【申込】これ木連事務局(koremoku@e-mail.jp、ファクス 03…)宛、参加者1名ごとに、氏名、所属、電話、ファクス、メールアドレスを明記のうえ、7月15日(水)までにお申し込みください。

【連絡先】「これ木連」事務局 担当:金井
    電話 03-5216-3541  携帯 090-7735-1460


2009年6月24日

2009/6/22 国会にて伝統構法について質疑される

前日の朝日新聞の社説も引用されながら、伝統構法の設計法に対する質疑がされ

与党議員 西田実仁氏からの質疑に、大臣から、「石場立て」の具体的な答弁がなされた

詳しくは実況中継をご覧ください

参議院決算委員会での公明党 西田実仁(まこと)議員の質問
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/reference.php?page=1&cd=3323&tx_mode=consider&sel_kaigi_code=0&dt_singi_date_s=2009-06-22&dt_singi_date_e=2009-06-22&tx_speaker=%C0%BE%C5%C4%BC%C2%BF%CE%20&sel_speaker_join=OR&tx_anken=&sel_anken_join=AND&absdate=no&sel_pageline=10&dt_calendarpoint=2009-05-22&abskaigi=no


2009年4月30日

これ木連「伝統構法」に関する連続勉強会 第2回 待ったなし!住宅瑕疵担保履行法 伝統構法への対応はどうなるのか?

第2回 待ったなし!住宅瑕疵担保履行法 伝統構法への対応はどうなるのか?

住宅瑕疵担保履行法が10月1日より施行されます。国土交通省では昨年来、この制
度の周知のために各地で講習会等を行っています。しかし、土壁や板壁、外壁真
壁造、構造的な特性など伝統構法の仕様に対する扱いが不確かであったり、保険
の受け皿である保険法人の定める設計施工基準がこれらの多様な仕様に対応しき
れていない状況など、具体的な課題も見えてきました。

実務への混乱を小さくするために、行政と保険法人が伝統構法について整理、検
討している内容を確認し、さらに現場から考えられる課題についての認識を深め
る勉強会を、二部構成で行います。

【日時】5月16日(土)13:30-16:30(開場13:00)
【会場】トラック会館 5階会議室
    東京メトロ四谷三丁目駅徒歩2分
    東京都新宿区四谷3-2
【講師】第1部 国土交通省住宅瑕疵担保対策室 豊嶋太朗氏
    第2部 (財)住宅保証機構 技術担当者
    司会進行 大江忍氏(NPO法人 緑の列島ネットワーク理事長)
【内容】住宅瑕疵担保履行法と伝統構法に関係する課題発見と解決法を探ります。
    参加者からの疑義、質問等への対応も予定しています。なお、住宅瑕疵
    担保履行法の基本的な内容については、理解されていることを前提とし
    たプログラムとしております。
【参加費】1,000円
【定員】60名(申込順、定員になり次第締切)
【申込】日本民家再生リサイクル協会(info@minka.jp、ファクス03-5216-3542)
    宛、参加者1名ごとに、氏名、所属、電話、ファクス、メールアドレス
    を明記のうえ、5月13日(水)までにお申し込みください。
【連絡先】日本民家再生リサイクル協会 担当:金井
    電話03-5216-3541 携帯090-7735-1460