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2008年2月13日

200/02/12 生物多様性条約(COP10)誘致構想に係る意見交換会に参加してきました

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COPとは?

生物多様性条約(Conference of the Parties)です

この条約の第10回の締約国会議「COP10」を日本の名古屋に誘致することが閣議決定され、誘致のためのシナリオづくりが始まりました。
まだまだ、ほんの入り口の会議で、「誘致」ということで本決まりではないのだけど、NPOやNGOに誘致事務局から意見がもとめられて、昨夜、事務局の佐野さんと会議に参加してきました。

会議は国際会議であるので、われわれのようなNPOが参加するのではないのですが、この会議に伴って、環境NPOをPRしたり、環境行動をおこそうという趣旨の意見交換会でした。
環境NPOのメンバーですので、提言書に書かれている内容について、あまりにも、この名古屋という都市の違った状況を、PRしている文章には、いささか厳しい意見もでておりました。
環境問題が多いから、こんなに環境NPOがあるのではないかという意見もあり、うなずく面もありました。
少しでもこれを機会に、「生物多様性」という言葉が知れ渡り、環境を重視した政策が行われることを望みたちと思います。

NPO法人 緑の列島ネットワークとしての意見は、国産材の利活用を推進することで、熱帯雨林等の稀少になっている外国の貴重な自然を破壊をしないことができるのではないかということをPRして、日本の山の木と空気と水を守ることにつなげたいという議論ができないかと意見しました。
もし開かれるのであれば、協力していきたいと思いました。
ちなみに、開催予定は、2010年です。

2008/02/12  メールニュース配信開始

緑の列島ネットワーク会員の皆様に、毎月一度、メールニュースを配信させていただきます。

2/14にVOL1を配信いたしましたが、会員のみなさまで、届いてない方がみえましたら、事務局まで、ご連絡ください。メールと電話で受け付けしております。

当ネットワークでは、皆様の身近な話題や、林業、木造住宅に関わること、環境問題にかかわることのニュースを配信させていただきますので、ご連絡ください。

(事務局)


2008年2月5日

2008/1/31 建築基準法改正に伴う国土交通省への質疑回答報告

2008131 国土交通省へ

2008/1/31(13:00~15:00) 国土交通省住宅局木造住宅推進室を窓口に、建築指導課へ建築基準法改正に伴う質疑回答を聞くために、関連団体(NPO法人日本民家リサイクル協会・職人がつくる木の家ネット、NPO法人伝統木構造の会、有限責任中間法人 日本曳き家協会)の各NPO代表者2~3名、計15名と会議に出席をして回答を聞き、意見を述べてきました。
建築指導課および木造推進室の担当者3名から昨年提出した質疑に関して、第二回目に回答を得られなかった部分の回答をいただきました。

大きなポイントとして
1)既存不適格建物の増改築について

 既存建物の増改築が非常に困難になったことの是正のお願い
 既存不適格な建物には、増築ができなくなっていることです
 今回の改正で、1/20の増築は認められていますが、耐震改修をしないと増築ができません
 日本の伝統工法で建ててある100年前から残っている住宅が、今の建築基準法にあうはずもなく、むしろ法律に欠陥があるのではないかというこちら側の意見です。
回答は、耐震改修を進めることが優先であるとの回答になりましたので、変わりませんでした。
極端にいえば、古い町並みはやがて、なくなってしまうのです。

曳き家については、同一敷地内における移転はOKであるが、集団規定は守ることが必要との回答でした。確認申請は、必要だが、単体規定については審査しないということです。

 

2)限界耐力法の計算による申請建物は、すべてピュアチェックといって、中央の審査機関へ出されます。

住宅レベルの簡易な建物まで、22万円の申請費が発生します。
住宅だけは、なんとか、県レベルの審査にできないかという意見を申し出をしましました。
しかし、回答は、法が施行されたばかりであることから、緩和措置は考えてないとのことです。

3)伝統木造の強度実験について(国家予算がつきました)
 武蔵野工業大学の大橋先生が今回の会議に立ち会っていたただき、国レベルでの実験を進めていく、具体的な話をいただきました。
今後、実験によって、伝統工法の強度の基準を策定していくことを目指して実験を進めていくとの回答でした。
 実験は、建築学会、建築研究所、住木センターで、共同して研究していくことのコンセンサスが得られていることも表明していただきました。

関連記事ーーー 職人がつくる木の家ネット(緑の列島ネットワーク 地域グループ)

国交省と少人数での交渉、4号物件の限界耐力計算に使える簡易計算法を!

(クリックすると記事に飛びます)


2008年1月19日

2008/1/10 近くの山の木(国産材)で建てた住宅コンテストのお知らせ 

近山スクール東京は、毎年、木造住宅を基礎から学ぶ講座を続けて、多くの方に受講していただいています。本講座の応用編として近くの山の木(国産材)でつくる木のよさを、より多くの方に知っていただくために、実際どんな家ができているかを公開コンテストで、募集し、優秀作を受講生や一般の皆さんにご紹介したいと思います。自薦他薦で奮ってご応募ください。

1、応募対象

最近2年以内に、国産材(無垢材のみ)を使用して建てた木造住宅1軒。但し、最終審査で審査員が実際に現場を拝見できる家。

2、応募資格

建て主、設計者、施工者、どなたでも可。資格は問いません。

3、受付期間

平成20年1月10日~2月10日

受賞発表 平成20年2月29日

4、応募に必要な書類

①住宅概要

イ、応募した住宅の名称

ロ、設計者および施工者の住所、氏名、現場の所在地

ハ、延床面積

ニ、工事費 (外構、特殊設備を除く)

②応募した住宅についての説明文(①と共にA3で納める)

イ、家族構成、年齢

ロ、家についての要望、敷地、予算の条件などについて設計者および作り手が留意した点

ハ、建設のプロセス、木材の入手先、工法(手刻み、プレカット、伝統工法、在来木造等)、工期 等

ニ、建て主の評価(喜ばれた点、不満足な点)

③写真(A2用紙1枚に収める)

完成写真:外観1~2枚(周囲の状況のわかる全景1枚を含む)、内観3~4枚

工事写真:上棟直後のもの2~3枚

④設計図書

配置図1/200~1/50、平面図(各階)および立面図(2面以上)の各図1/50、矩計詳細図(1面)1/50~1/20、伏図(各階)および軸組図(主要な2面以上)の各図1/50、主な仕上げリスト。

*各図ともA2用紙コピー、図面折りたたみ可です

 

5、応募地域

原則として静岡東部から北海道までの東日本

6、審査委員長

長谷川敬(長谷川敬アトリエ代表・建築家)

審査委員

植久哲夫(「住宅建築」顧問。元編集長)

大河原章吉(大河原木材株式会社専務取締役、共同組合フォレスト西川 理事長)

蟹澤宏剛(芝浦工業大学工学部建築工学科准教授)

黒岩千恵(高等学校教諭)

平山友子(ライター)

山辺豊彦(山辺構造設計事務所代表・構造設計家)

7、賞および賞品

優秀賞 3名

賞品 5万円相当品

8、発表

主催者および共済者のホームページ、および受賞者への通知

9、応募方法

応募に必要な書類をそろえて、近山スクール東京事務局に郵送してください。

質問・問い合わせも近山スクール東京事務局まで

10、応募先

近山スクール東京

〒177-0034

東京都練馬区藤見台3-24-10

電話 03-5971-2309

fax 03-5971-2329

http://tokyo.school.chikayama.com/

e-mail  tokyo.school@chikayama.com

11,主催 近山スクール東京

   共催 特定非営利活動法人 緑の列島ネットワーク

印刷用パンフレットPDF

http://tokyo.school.chikayama.com/school2007/contest2007/chikayama_contest.pdf

 


2007年10月26日

2007/10/31~11/3 木造都市の可能性を探る~木の家から木の街へ~

★☆木造都市の可能性を探る★☆
   ~木の家から木の街へ~  第38回名古屋国際木工機械展/ウッド エコテック 2007イベント

◆1031日(水) 講演会「木造都市の夜明け」 船瀬俊介他
◆11月1日(木)  KES構法による木造2階建てのおおとり保育園
           (三重県白子町)視察ツアー 船瀬俊介同行
◆11月3日(土)  シンポジウム「木造都市は可能か?」
 
近年、住宅・建築の分野で、木造を見直す動きが強まりつつあります。近くの
木で家をつくる運動など、木造建築を広げていく運動も粘り強く行われてきま
した。こうした流れを促進し木の家から木の街へという新しい潮流を生み
出そうという動きをさまざまな角度から紹介し、木造都市への糸口を探ります。講演会「木造都市の夜明け」

  日時 1031日(水)午後1時~3時30
  場所 ポートメッセなごや 交流センター 会議ホール
       アクセス http://www.u-net.city.nagoya.jp/pmn/frame-nor.html  内容 講演 「木造都市の夜明け」
          船瀬俊介(評論家・「木造革命」著者)
            http://funase.jp-j.com/

      事例報告 「KES構法による木造ビル革命」
             木村一義(シェルター社長)
               http://www.kesfc.co.jp/index.html  参加費 前売1,000
          (「木機展・名古屋」入場料込み=3日間有効)
       当日1,000
          (「木機展・名古屋」入場料別
              =入場料500円は木機展入口で支払い)

●KES構法による木造2階建てのおおとり保育園(三重県白子町)
  視察ツアー(船瀬俊介同行)  日時 11月1日(木)
       午前9時30分(ポートメッセなごや集合)~午後2時(帰着)
       アクセス http://www.u-net.city.nagoya.jp/pmn/frame-nor.html 
             
  内容 バス車内でKES構法の解説を聞いた後、おおとり保育園を見学
        http://www.sunalix.co.jp/ootori/index.htm(おおとり保育園)
        http://www.kesfc.co.jp/index.htmlKES構法)
      船瀬俊介(評論家・「木造革命」著者)が同行します。
         http://funase.jp-j.com/

  定員 40  参加費 2000円(弁当付、「木機展・名古屋」入場料込み)

シンポジウム「木造都市は可能か?」  日時 11月3日(土)午後1時~3時30
  場所 ポートメッセなごや 交流センター3階 第3会議室
       アクセス http://www.u-net.city.nagoya.jp/pmn/frame-nor.html

  内容 基調講演 「なぜ今、国産材なのか」 
             河野裕之・林野庁林政部木材利用課課長補佐
               http://www.rinya.maff.go.jp/kizukai.html      パネルディスカッション テーマ「木造都市への糸口を探る」
        パネリスト 河野裕之(林野庁林政部木材利用課課長補佐)
               原田裕保(豊田市森林課長)
http://www.city.toyota.aichi.jp/division_n/ag00/ag07/tanto/moridukurikousou/index.html               
               大江忍(緑の列島ネットワーク理事長)
                 http://www.green-arch.or.jp/
               服部行男(株式会社名南製作所代表取締役社長)
                 http://www.meinan.co.jp/Default.htm
        コーディネーター 飯尾歩(中日新聞論説委員)

  参加費 無料(「木機展・名古屋」入場料500円は木機展入口で別途支払い)主催   木造都市シンポジウム実行委員会
      (NPO法人緑の列島ネットワーク、船瀬俊介東京事務所、
       愛・地球通信、ウッドミック)

後援 林野庁、愛知県、中日新聞社
           第38回名古屋国際木工機械展/ウッド エコテック
           2007実行委員会お申し込み
  下記フォーマットに記入して、info@aichikyunews.jp(担当・高木)宛てにお申し

  込みのうえ、下記口座に参加費をお振り込みください。入金確認後に、入場
  券などをお送りします。  口座 三菱東京UFJ銀行 熱田支店 普通0553989
      木造都市シンポジウム実行委員会

お問い合わせ TEL 052-671-6631(愛・地球通信)
           TEL 052-321-2580(ウッドミック)…………お申し込み (宛て先 info@aichikyunews.jp………………

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参加希望イベント(印をお付けください)
   講演会(10/31) バスツアー(11/1) シンポジウム(11/3)