2007年07月01日

「近くの山の木で家をつくる運動」

2001年から始まったこの運動も、数えて7年目になりました。「21世紀」という大きな歴史の変わり目の第一歩という記念的なことだったのです。当時の新聞に運動に協賛された方々の氏名が、2面を使って大きな見開きに掲載されたのは昨日のことのように思い出されます。

振り返って見ると、国民全てと言って良いくらいマスコミ報道され、真剣に足元を見れる方々だけが現在残っているのではないでしょうか。

このような運動に刺激され、会員に名を連ねた方々達は、今、地域でどのような活動をなされているのか、新生「近くの山の木で家をつくる運動」をどう評価されているのか、この「ブログ」に投稿して、「地域活動」「次世代への継承」そして「里山の恵み」などの話題を提供してください。

我々の岩手・気仙地域も、厳しい冬が「山の木」に、そして「川への恩恵」、その水の恵みが海の「養殖漁業」などに木材利用だけではなく全ての地域民の生活基盤を支えているといっても過言ではなく、大都市圏のように全てお金だけでの生活は、考えられないのです。

その意味でも、もう一度、真剣に、この運動について「近くの山の木で家をつくる運動」とは「家」という住まいの器だけだと幅を狭めて考えることではなく、未来に繋ぐごとが根底にあると考えるのです。

投稿を期待します。

気仙大工 菅野