報告書

平成22年度 事業報告書

1.検討委員会設置の目的と背景
1.1平成22年度事業の概要
1.1.1設計法部会
1.1.2実験検証部会
1.1.3構法・歴史部会
1.1.4材料部会
1.2検討方法
1.2.1委員会の構成
1.3平成22年度事業のフロー
1.4平成22年度検討委員会、部会、WGの活動概要
1.5平成22年度報告書の概要
2.伝統的構法木造建築物の実大振動台実験
2.1実験の概要
2.2実験の目的
2.3試験体と実験の内容
2.3.1試験体No.1およびNo.2
2.3.2試験体No.3
2.3.3試験体No.4
2.4実験実施体制
2.5実験結果
2.5.1試験体No.1およびNo.2
2.5.2試験体No.3
2.5.3試験体No.4
2.5.4まとめ
2.6損傷観察
2.6.1損傷観察の方法と体制
2.6.2損傷観察結果
2.6.3解体時損傷観察の結果
3.設計法部会
3.1今年度の活動方針と活動報告
3.1.1部会およびWGの開催日
3.1.22010年度の設計法の構築
3.1.3設計WGでの主な検討内容
3.1.4解析WGでの主な検討内容
3.1.5今年度の主な成果
3.1.6来年度の計画
3.1.72010年度「設計マニュアル技術検討WG」の活動報告
3.2詳細設計法(限界耐力計算を用いた設計法)の主な検討事項
3.2.1基本事項
3.2.2対象建物と構造要素
3.2.3構造材料
3.2.4荷重の組み合わせ
3.2.5限界耐力計算の手法
3.2.6構造要素の復元力特性
3.2.7柱軸力の算定と建物重量の算定
3.2.8応答の評価と設計のクライテリア
3.2.9柱脚および基礎の設計法
3.2.10固定荷重・積載荷重に対する検討
3.2.11風圧力に対する検討
3.2.12積雪荷重に対する検討
3.2.13各部の検討と仕様
3.2.14仕口接合部・継ぎ手の設計
3.2.15耐久性仕様
3.3実大振動台実験の目的と構造要素の配置方針
3.3.1柱脚の地震時挙動の解明
3.3.2上部構造の地震時挙動の解明
3.3.3設計のクライテリアの検証
3.4実大振動台実験結果のまとめと解析結果の比較
3.4.13次元詳細解析と実験の比較(事前解析、事後解析)
3.4.2解析結果と実験結果の比較(モデルYa)
3.4.3解析結果と実験結果の比較(モデルMa)
3.4.4解析結果と実験結果の比較(モデルNa)
3.4.5解析結果と実験結果の比較(モデルMi)
3.5限界耐力計算による各試験体の応答変位と実験結果の比較検討及び今後の検討課題
3.5.1限界耐力計算法
3.5.2検討方針
3.5.3試験体の復元力特性
3.5.4実験結果との比較(試験体No3A・No3C)
3.5.5実験結果との比較(試験体No4A)
3.5.6比較検討により得られた知見と今後の課題
3.6設計課題と実験結果の分析
3.6.1設計課題
3.6.2実験結果の分析
3.7実大振動台実験結果の設計法への反映
3.7.1石場建ての設計法
3.7.2偏心の扱いについて
3.7.31・2階の耐力・剛性バランスと通し柱の効果について
3.8設計のクライテリアの検討
3.8.1損傷限界(稀に発生する地震)時
3.8.2安全限界(極めて稀に発生する地震)時
3.8.3巨大地震時
3.8.4試験体No4の実験結果と設計クライテリアについて
3.9設計法の来年度への課題
3.9.1構造力学的未解明事項の明確化と実験的・解析的検討
3.9.2伝統構法の地域性のある構法や構造特性の考慮
3.9.3設計法の構築
3.9.4設計実務の当面の課題への対応
3.9.5来年度への課題
4.実験検証部会
4.1検証実験の概要
4.2柱脚部動摩擦実験
4.2.1脚部モデルの加振実験
4.2.2骨組みモデルの加振実験(1)
4.2.3骨組みモデルの加振実験(2)
4.3土壁の静的繰り返し加力実験
4.3.1試験体の一覧
4.3.2湿式土壁及び乾式土壁の共通仕様
4.3.3足固仕様湿式土壁実験
4.3.4土台仕様湿式土壁実験
4.3.5足固仕様乾式土壁実験
4.3.6土台仕様乾式土壁実験
4.4壁土用原土の性質
4.4.1原土の産出地
4.4.2原土の物理的性質
4.4.3実大実験に用いた壁土の性質
4.5壁構面実験法の予備的検討
4.5.1実験方法
4.5.2実験結果
4.5.3試験法の作業性
4.6継手・仕口
4.6.1試験体タイプと試験方法
4.6.2仕口の十字曲げ試験
4.6.3仕口のT字面外曲げ試験
4.6.4仕口のT字引張試験
4.6.5仕口および継手の引張試験
4.6.6継手の曲げ及びせん断試験
5.構法・歴史部会
5.1今年度の活動方針と活動報告
5.1.1実大試験体の設計
5.1.2実大試験体の振動実験における損傷調査
5.1.3要素実験における継手・仕口の提案
5.1.4重要文化財修理工事報告書(住宅建築)による伝統的構法の分析方法検討
5.1.5重要文化財建造物(住宅建築)の構法調査
5.2実大振動台実験試験体のための構法仕様に関する考え方と具体的提案
5.2.1はじめに
5.2.2構法仕様に関する考え方
5.2.3実大振動台実験試験体の構法仕様に関する具体的提案
5.3要素実験のための継手・仕口に関する考え方と具体的提案
5.4重要文化財修理工事報告書(住宅建築)による伝統構法の検討
5.4.1重要文化財修理工事報告書の現況把握
5.4.2重要文化財修理工事報告書の構法分析表作成
5.4.3今後の予定
5.5重要文化財建造物(住宅建築)修理現場における伝統構法調査
5.5.1調査の目的と調査方針
5.5.2重要文化財小野家住宅(塩尻)における調査成果
5.5.3重要文化財上芳我家住宅(内子)における調査成果
5.5.4重要文化財大村家住宅(内子)における調査成果
5.5.5重要文化財勝興寺書院(高岡)における調査成果
5.6構法・歴史部会の来年度への課題
5.6.12012年度実施予定の実大振動台実験試験体の検討
5.6.2重要文化財修理工事報告書による伝統構法の調査・研究
5.6.3歴史的建造物遺構による伝統構法の調査・研究
6.材料部会
6.1今年度の活動方針と活動報告
6.2天然乾燥材の干割れ
6.2.1標準状態と屋外(屋根付き暴露)、及び水中貯木
6.2.2葉枯らし乾燥の有無(京都)
6.2.3多雪地での屋外暴露における屋根の有無の影響
6.2.4温暖地での屋外暴露における屋根の有無の影響
6.3伝統的構法に使用する木材の品質と接合性能
6.3.1差し鴨居を含む垂れ壁の水平せん断性能に与える部材の欠点の影響
6.3.2柱の背割りが貫構造耐力壁の水平せん断性能に与える影響
6.3.3込み栓に使用する広葉樹材の生産実態に関する調査
6.3.4実務者の目視選別の内容と方法に関する調査
6.4天然乾燥に関する既往の知見の整理
6.4.1天然乾燥に関する既往の知見
6.4.2天然乾燥前処理に関する既往の実験
6.4.3水中貯木処理に関する既往の実験
6.5天然乾燥の実態調査
6.5.1調査目的
6.5.2調査方法
6.5.3調査結果
6.5.4まとめ
6.6伝統的木造建築物の耐久性
6.6.1木材および伝統的木造建築物の劣化特性に関する既往の知見
6.6.2伝統的構法による木造の耐久性調査
6.6.3東北地方の伝統的木造建築物の耐久性調査(予備調査)
6.6.4銅金物の劣化抑制効果
6.6.5伝統的木造建築物の耐久性調査マニュアル
6.6.6まとめ
6.7古材の性能
6.7.1応力波伝播速度に基づくヤング率推定法の原理
6.7.2古建築部材の応力波伝播速度および推定ヤング率
6.7.3古建築部材の応力波伝播特性
6.7.4実大材の曲げ性能
6.7.5まとめ
6.8まとめ