NPO法人 緑の列島ネットワーク NPO概要 | アクセス | リンク
  緑の列島ネットワークでは、住宅建設用木材品質基準策定委員会をもうけ、国産材を家づくりに使うため基準として「住宅建設用木材品質基準」を策定していきます。
現在、木材の質を定めているものとしては、木材の強度、寸法精度、含水率などについて国で定める全国一律のJAS規格しかありません。日本列島は北から南まで細長いので、自然素材の木材には、地域によって性質や使い方が異なります。そこで、緑の列島ネットワークでは、家づくりに使う国産材について、木材の多様性を大前提に、全国で通用する「共通基準」と、地域に固有の「地域基準」の双方の観点からの新たな基準づくりを考えます。


住宅用建材としての木材品質基準策定の方向性
1 求められる木材の品質は工・構法によって自ずと異なること
2 それぞれの地域で求められる木の性質はちがう
3 針葉樹とともに広葉樹の活用も考えるべきこと
4 間伐材の有効利用を目指すなら住宅 建設以外の領域にも視野を向ける


基準づくりの基本的な考え方はほぼまとまってきているので、第二段階として、大工棟梁や製材所など、木材を扱う現場への聞き取り調査を始めています。これまで東京と香川で、大工棟梁からの聞き取りのほかに、地元の木を使った家づくりを実践している地域ネットワークの人たちとの意見交換をしました。これからも全国各地にでかけていく予定です。
 
     
  木材品質基準策定委員会活動報告(2005.2.1)  
  木材品質基準策定委員会・京都聞取調査 (2004.12.3〜5)  
   
 ▲このページの先頭へ  
 (C)NPO法人 緑の列島ネットワーク 〒450-0003 名古屋市中村区名駅南1-3-15 サントピアビル3F
tel: 052-566-0064 fax: 052-566-0074