今年も山辺氏の講座が開催されました
昨年の建築基準法改正に伴う適判での構造審査の現状を聞くことができ、厳しすぎる現状について改善されることが望まれております。また、適判員の個々の勝手な判断や興味で、一層複雑化している適判の現状も知ることができました。
また、JAS規格しか通用しないような、建築基準法で審査が進むようなことがあれば、地域でがんばっているまともな材木を丁寧に生産している林業者を窮地に追い込むようなことがおこりつつあることを述べられ、なんとか、そういう方向へ導こうとしている、頭の固い役人学者を実際の実験をすることで、その方向に行かないように闘っていただいてる様子もお話されました。
教室は、手元でも詳しく画面が見えるようにモニターがすべての机に設置されております
地盤調査において、業者に判断を頼るのではなく、設計者が判断する方法の説明の仕方を学びました
コンクリートの寿命についても、水セメント比の大切さを説明されました
次回は、11月ですが、受講生の具体的な例について、募集して、その構造における問題点を山辺氏が答えていくという、実例を課題にした講座を開催します。
(文 大江忍)