—パーマカルチャーとエコロジカルな住まい方—
ビオフォルム環境デザイン室代表。NPO法人パーマカルチャーセンタージャパンの理事も務める山田貴宏さんに、『持続可能な環境デザインの手法と原則・食べられる場づくり』のお話をお伺いしました。
化石エネルギーに依存した一方通行の生産システムにより、いま人類は未曾有の課題である気候変動や資源の枯渇に直面しつつあります。
そんな中、山田さんが主軸においているのが“パーマカルチャー”の手法です。
あらゆるものが多様な関係性を持って成り立つ“生態系”のシステムをお手本とし、ありとあらゆる生活の要素を統合するなかで、建築のデザインに取組んでいらっしゃいます。
今回は、パーマカルチャーの説明やその手法を活かした事例などを、沢山の写真を交えながらお話ししていただきました。
パーマカルチャーは生態系をモデルとしたデザイン手法。自然の生物、植物、森の営みがお手本。
『うまい! 早い! 安い!』の家づくりは、別のところに、あるいは将来に、そのツケをまわしているだけのこと。
決して本当にうまくて安いわけではない。
食べられる空間づくりとエココミュニティーづくり
・農的暮らしのデザイン
・建物を中心とした周辺環境との一体的なデザイン
・『農』を接着剤としたコミュニティーづくり
『畑がついているエコアパートをつくろう』
チルチンびと56号でも紹介されています。