2007年06月19日

コラボレーションの可能性

運営委員の宇野です。

宮内氏の講演の内容をうかがって、研究者、設計者とのコラボレートというスタンスにこれからの可能性を感じました。川上から川下という縦糸に職人・工務店・研究者・設計者という横糸が編みこまれていくことで、ゆるぎない力が生まれてゆくように思います。

宮内氏の言う「それおかしいやろ」は近山のフィールドには山積しており、このブログも含めいろいろな問題を「言葉」にし、様々なアプローチで解決に導き、発信していけたらと思います。

両氏のお話は大変貴重であったと思います。継ぎ手・仕口の手法についても、研究データにしても口伝にとどまらず、口伝書の形で残し、発信したいところですね。

 また、今回のスクールでははじめてお目にかかる方も多くいらっしゃいました。この分野に入りはじめたある方は、大変興味深く、新鮮であったが、わからないこともいろいろあり、今後のスクールでの勉強を楽しみにしているといった感想を述べておられました。

このブログが、入門者や若手にとっても気軽に意見や質問を書き込むことができて、それを皆さんでフォローして行ける場になるといいなあと思います。ぜひ、疑問に思ったことや感じたことを気軽に書き込んでいただけたらと思います。