2010/3/24
小雨の中、10:00より、里山の見学が、スウェーデンから来訪した自然学校の先生5人と日本在住のナチュラルステップの訳者であるレーナ・リンダルさんを招いて行われた。
来日の忙しいスケジュールの中、雨にもめげずに平針の里山の散策をしました。
平針の里山は、開発許可が下ろされ、絶滅危惧種が、消える運命にあります
この里山を救えない名古屋は、COP10を開催する資格はありません
平針里山保全の代表である 名古屋大学教授の宗宮先生が説明
自然学校の教師の方たちから、日本の環境に対する意識状況があまりに遅れていることを学びました
午後から、場所を名古屋工業大学へ移して、シンポジウムを開きました
ミア・ブシュットさんの説明は、リンゴをむきながら、我々の持つ農地の広さを表現していただき、
ペットボトルの水から、いかに我々が利用している淡水の量が少ないかを表現していただき、これが、現状だということを知るよい機会になりました
シンポジウムのあと、紛糾する名古屋市議会へ表敬訪問。
ちょうど市議会の休憩と重なり、副市長の部屋で、副市長と10分間のお話をすることができました。
子供たちへの環境教育の大切さと、平針の里山の保全をお願いしました。
(右上 藤岡伸子 名古屋工業大学教授 緑の列島理事 )
その後、夕食をともにし、名古屋駅から次の目的地である京都へ見送りました。
環境教育の先進国であるスェーデンの現状を知り、国内でも、「環境法典」をつくる必要を強く感じました。今後、NPOとして、国に提言をするような運動をしていこうと思いました。
(文責 理事長 大江忍)