進捗状況

2010年10月4日

材料委員会 天然乾燥サブワーキングの委員による 製材所への聞き取り調査開始

材料部会の材料品質・接合WG内に天然乾燥SWGをつくり、伝統構法に使用する材料の検討をしております。

高温乾燥材による内部割れの多い材料では、仕口や継ぎ手を駆使する伝統構法には、適していないのではないかという意見があり、では、天然乾燥材がどのように流通し、実際のところどのような自主基準で製材所が商品として出荷しているかという実態調査をします。
まずは、天然乾燥をを行っている製材所へ、アンケート調査表を送り、概要を把握してから、調査すべき内容のある製材所を全国から抽出して、現地調査し、製材所の様子や乾燥方法の様子、山から木材をどのように調達するか、あるいは、山での木の伐採方法などをヒヤリングします。

10/3 徳島県で、4件の製材所、木材業の方にヒヤリング調査を実施してきました
今後、奈良県、愛知県、静岡県、福島県、大分県、熊本県などで引き続き調査予定です。

亀井林業㈱の亀井さんより、自社林からの杉材の管理、伐採方法などについてヒアリング

(有)三枝林業の三枝さんより製材所における天然乾燥の方法についてヒアリング

(三枝林業)挽いた杉材は、露天で雨にあてて、2~3カ月乾燥させてから、屋根があり、日や雨の当たらない場所へ移動させて風で乾燥させる。

構造材の乾燥用のストックヤード

手前は、丸太置き場

親和木材㈱のストックヤード 造作材の注文を受けたら、このなかから寸法にあうものを取り出し、長さをあわせて出荷する

それぞれに、製材した日付がかかれている

葉枯らし乾燥をした丸太から製材をする

㈱佐々木材木店の佐々木さんに、ヒアリング。

ここは、自社の山の木(主に60~80年生)の杉の木を板材として製材している。
天然乾燥材のみを製品へと加工している

製品化された杉板材

ここでも、製材当初は、露天で乾燥を2~3カ月する

今回は、徳島県で4社よりヒアリングを実施いたしました